還暦を過ぎた頃から、ずっと年金生活を夢見ていた私。
そして今年3月に退職し、気がつけば半年が過ぎました。
そこで今回は、退職してからの半年間を、一度振り返ってみることにしました。
退職前に考えていたことと、実際に半年間過ごしてみて感じたこと。
果たして私は、今の生活に満足しているのでしょうか。
憧れと、現実のギャップ
退職してすぐ、自分へのご褒美として「ひとりぶらり沖縄旅」に出かけました。
失業保険の手続きをしたり、WordPressでブログを書いたり……。
何だかんだと忙しくしているうちに、あっという間に2か月ほどが過ぎました。
「うん!この調子で毎日が送れたら、問題ないんじゃない?」
そんなことを思っていました。
そして、世間でよく聞く高齢者の名言(?)
「毎日が日曜日」
私にとっては、まさに憧れの言葉でした。
ところが、退職して2か月ほど経った頃から、ふと考えることがあります。
「まだ体は自由に動くのに、こんなにのんびりした生活を続けていいのだろうか?」
何とも不思議なことに、自由になったはずなのに、少しだけ罪悪感を感じる日もありました。
生活のリズムは変わらない
私は還暦を機に、日常生活のリズムを見直しました。
・起床時間 4時
・朝食 5時
・就業時間前の15分待機
・夕食 6時
・就寝 9時~10時
この生活を8年間続けています。
退職したからといって、生活リズムが大きく変わったわけではありません。
年齢のせいでしょうか。
今でも朝4時前後になると、自然に目が覚めてしまいます。
「毎日が日曜日」になっても、体に染みついた生活習慣は簡単には変わらないものですね。
人とのコミュニケーションが減った

私が一番気になり始めたのは、実はここでした。
最後に勤めていた高齢福祉の仕事では、毎日、目まいがするくらい利用者さんと会話をしていました。
私は、人と話すことが決して苦手ではありません。
むしろ、自分から積極的に話しかけたり、会話を楽しんでいた方だと思います。
ところが退職すると、その環境が突然なくなりました。
いつの間にか、
「饒舌だった自分が、無口になっている?」
そんなことに気づき始め、不安を感じることもあります。
ショッピングモールで感じたこと
先日、友人を誘ってショッピングモールウォーキングに行ってきました。
夏休みも終わった平日のショッピングモール。
朝の館内は、何となく寂しげでした。
目に入ってくるのは、高齢者の方が多い。
そんな光景を見ていると、館内の平和な雰囲気を感じる一方で、なぜか少し寂しさも感じました。
「なぜだろう?」
自分でも、その理由はよく分かりません。
帰りの地下鉄でも、ひとりで座っている高齢者の方が目に入りました。
背中を丸めて、ポツンと座っている姿が、私には少し寂しそうに見えました。
もちろん、その方自身は何も寂しいと思っていないかもしれません。
ただ、その日の私は、そんな姿が妙に気になったのです。
もしかすると、退職して人との接点が減ったことで、今までとは違うものが見えるようになったのかもしれません。
「毎日が日曜日」だけでは足りない?
退職して半年。
私は今、こんなことを考えています。
年金生活になり、時間が自由になった。
好きなこともできる。
ブログも始めた。
ウォーキングもする。
それでも、人とのつながりがまったくなくなってしまうと、何かが足りない。
特に男性は、年齢を重ねるほど、仕事を離れた後の人付き合いが難しくなるのかもしれません。
だから私は、10月から「認知症予防リーダー養成講座」に通うことにしました。
もちろん、資格を取ることだけが目的ではありません。
これからも人と関わり、世間とのつながりを持ち続けるための、新しい一歩です。
退職して半年。
「毎日が日曜日」に憧れていた私ですが、今は少し考え方が変わりました。
自由な時間を楽しむことも大切。
でも、それと同じくらい、
「人とのつながりを持つこと」も大切なのかもしれません。
68歳。
まだまだ人生の途中です。
これからは、自分から外へ出ていくことも楽しみながら、年金生活を続けていきたいと思います。

